｢戦闘ﾌｪｲｽﾞ｣がよくわからなくなりました…

mjmj.info/data/JPN_MTR_20110101.html

その裁定出したジャッジにイベント規定の4.3項を読ませてあげるといいと思いますよん。
常に正しいタイミングでプレイするのは必要なことだけど、必ずしもそればかりが求められるわけではないのです。

「戦闘入ります」「攻撃クリーチャー選んでいい？」などの宣言は、そのプレイヤーの戦闘開始ステップに優先権を非アクティブ・プレイヤーに渡すまでパスし続ける、ということを意味する。対戦相手は望むならその時点で何か行動することができる。
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「攻撃宣言」は一般的に「戦闘入ります」「攻撃クリーチャー選んでいい？」などの宣言と同じものと考えられます。
「戦闘開始ステップに優先権を非アクティブ・プレイヤーに渡すまでパスし続ける」というのが重要で、すでに戦闘開始ステップに自分はパスをしているため相手がその後パスをすれば攻撃クリーチャー指定ステップに入るため、ミシュラをクリーチャー化するタイミングは有りません。
宣言については、ルール上は特にメイン・フェイズ終了を宣言する必要は無いので、「戦闘開始ステップにミシュラをクリーチャー化、攻撃クリーチャー指定に入ります」と言えばいいと思います。


＞イベント規定の4.3
(E) ブロック・クリーチャー指定を始めてから、《樹上の村》を起動してそれでブロックした。

この場合と、攻撃クリーチャー指定の場合は厳密には異なります。
攻撃クリーチャー指定ステップでは先にアクティブ・プレイヤーに優先権を得て、そのあと防御プレイヤーが優先権を得ます。
つまり、すでに対戦相手は攻撃クリーチャー指定ステップにおいてパスをしており、その時点で防御プレイヤーは次の行動を《樹上の村》起動でも、優先権をパスをしてのブロック・クリーチャー指定でも好きなように行うことが出来ます。
それらの行動の順番が変化しても防御プレイヤーが得をすることは無いですし、《樹上の村》起動に対戦相手が対応するなら、攻撃クリーチャー指定ステップまで巻き戻せばすむだけのことです。

では攻撃クリーチャー指定の場合はどうか。
この場合、攻撃クリーチャー指定ステップに入る前に優先権をパスするのは防御プレイヤーなので、手順省略が可能ならばアクティブ・プレイヤーは防御プレイヤーがパスするのを確認してから《樹上の村》を起動して攻撃することが可能になってしまいます。
たとえば対戦相手が《謎めいた命令》を持っているかも知れないとき、攻撃宣言をして相手が《謎めいた命令》を持っていないことを確認してから、《樹上の村》を起動して攻撃することは許されないということです。

もちろん状況によっては、あるいはジャッジによっては攻撃宣言後の《樹上の村》のクリーチャー化も許されるかもしれませんし、一般イベントでは（プレイヤーがあえて順序違いの行動をとることで不正に利益を得ようとしていない限り）許されるべきでしょうが、競技以上のイベントでは一度攻撃宣言をし、相手もパスをしたなら戦闘開始ステップまで巻き戻らない、つまり《樹上の村》をクリーチャー化できないという裁定になる可能性が高いと思われます。

＞あさなまさん、TORISKEさん

ｺﾒﾝﾄありがとうございます、とても参考になりました。
攻撃宣言時〜で意図は伝わるので、問題になった事はなかったのですが…日本語特有の曖昧表現が良くないって気がしてきました。(甘さ少々、甘さ控えめ、の違いくらい)

能力使用のﾀｲﾐﾝｸﾞを明白にすべく、今後はｹﾞｰﾑ用語に従って｢戦闘開始ｽﾃｯﾌﾟにﾐｼｭﾗ起動〜｣から戦闘ﾌｪｲｽﾞに入るよう心がけます。